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Ocean Plastic海洋プラスチック

海に流れ込むプラスチック

私たちの日常生活で欠かせないものになっているプラスチックは、軽量で水に強く、頑丈です。それはつまり、水に浮き、経年劣化せず、自然に戻らないことを意味しています。
全世界で年間2億トンのプラスチックが生産され、そのうち数100万トンが海に流出していると言われています。

Micro Plasticマイクロプラスチック

プラスチックは分解されず

石油系プラスチックは分解されません。ただ劣化し、破断して見えなくなるまで小さくなっていきます。特に現在問題になっているのは5mm以下の大きさになったマイクロプラスチックと呼ばれる極小プラです。
魚網や浮きブイのような大きなものだけでなく、目に見えないようなサイズのプラスチックは、より海洋生物の体内に取り込まれやすく、蓄積されていきます。その魚介類はそのまま私たちの食卓へ上がることになるのです。

SDGs持続可能な開発目標

国連で採択された持続可能な発展のための提言

私たちの社会は便利で快適な生活を求めます。その発展のためにむやみに開発を続ければ、いずれ地球環境に限界をきたしてしまいます。
そこで2015年に国連サミットで採択されたのが、「持続可能な開発目標(SDGs)」です。人間、地球及び繁栄のための行動計画として、2030年までに貧困や飢餓、エネルギー、気候変動、平和的社会などについて持続可能な開発のため達成するべき諸目標がSDGsです。

Now & Future今、そしてこれから

これからのプラスチック利用

とても便利ゆえに大量に生産されてきたプラスチック製品。日本でもようやく対策に動き出しました。2019年大阪で開かれたG20サミットでも主要テーマとして海洋プラスチック問題が議題とされ、スーパーやコンビニエンスストアでもレジ袋を有料化し使用量を抑えることを目指しています。プラスチック製品は持続可能な発展に際し大きな役割を担っているのです。

oceanpla

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